築40年ほどの家を購入しました、今のままでは暮らせないので大規模にリフォームして暮らしたいと思っています。 残す事は可能です。 弊社では、その様なご要望があれば、残せるものはなるべく残して そちらが活きるように、プランをさせて頂いております。 例えば、こちらのお客様は、ご主人がオーストラリアの方で、 リフォーム前の佇まいを気に入って購入をお決めになりました。 外観のイメージと、玄関を入ったところの昔ながらの雰囲気は 残しつつ、現代の暮らしに合うように、リフォームをさせて頂きました。 昔の建物には、細工の凝った欄間や建具、和室の竿ぶち天井など 今ではなかなか手に入らないような意匠が見られます。 それらを上手く残すリフォームは、私たちの得意とする分野です。 ポイントは、木や塗り壁など、なるべく本物の素材を使うことです。 昔ながらのしつらえは、本物の素材でできていることが多く、 それを残しながら人工的な素材の新しいものを入れていくと、 いかにも「リフォームしました!」という感じになってしまいます。 それよりは、なるべく本物の素材を使い、時間が経っても同じように 味わいを帯びていくように、造っていったほうが、せっかく残した 昔ながらの雰囲気が、より引き立つように思います。 ■築50年 C様 昔ながらの雰囲気のある和室をそのまま活かしています。 立派な欄間と竿ぶち天井を残して、畳や襖、壁などは新しくしています。 経年で、味わいのある色合いになった木の柱は、専門業者がクリーニングをして、更に美しくなりました。 突き当たりの窓の下にある小さな窓がかわいいですね。掃いたゴミを外へ出すための窓で、昔はよく見られたのだそうです。 このようなポイントも、そのまま残されました。 ■築50年 C様【2】 この、昔ながらの玄関まわり、レトロで素敵ですね。 お客様もこの部分を大変気に入っておられ、残されることになりました。 石洗い出しの土間はそのまま、ガラスの入った建具は、洗ってきれいにして また活躍してもらいます。 ■築42年 M様 和室の雰囲気は、あまり変えたくないとのご希望でした。 他の居室や水まわりは、間取りを大きく変更いたしましたが、和室の部分はできるだけそのままを残し、 痛んだ内装を新しくさせていただきました。畳も、新しいエコ畳です! ■築50年 K様 こちらは、日本舞踊のお稽古場です。 天井や壁の木はそのまま残して、新しく お作りした建具も、雰囲気を合わせています。 床は、お客様がいつか使おうと、ずっと大切に保管なさっていた 立派な板をはって仕上げました。 |