建築基準法が改正される前、昭和56年以前の建物は、強さが劣ると言われています。
ですが、実際にはそれ以前の建物だって、市場にたくさん出回っていますよね。
それら全部、買ってはいけないのか?というと、そんな事はありません。
あまり手を加えないで(リフォームをしないで)購入した家に住みたいとお考えならば、この基準をクリアした建物を購入するほうが良いでしょう。
リフォームを念頭に置いていらっしゃるならば、きちんと補強を施せば、安心して暮らせる家になりますので、ご安心下さい。
中古の住宅を購入する際の決め手は、建物そのものだけでなく、立地や周りの環境、金額なども大きく影響してくるはずです。
上記の事を全部クリアしない家は買ってはダメ、ということではなく、必要に応じてリフォームすれば、安心して住める家に生まれ変わらせることができます。
リフォームする際に、表面だけをきれいにするのではなく、内部までしっかり確認、メンテナンスをすることを意識する事が必要です。
ただし、ひどく経年し今にも崩れそうな家で、さらに再建築不可、といった物件は、負債になってしまう事が考えられますので、どんなに立地が良くて安くても、購入なさらない方が良いと思います。
「自分の判断だけでは心配・・・」という方は、建築士が同行して建物を拝見させて頂く建物調査も有料で行っていますので、ご相談下さい。
|