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■ 再建築不可の物件購入は、土地の持つ可能性と、お客様が何を重要視されるかによります。 価値あるお買い物になるかどうかは、その物件の土地の形状の持つ可能性と、 資産としてその建物を残したいかどうかによります。 再建築不可 の物件は、道路に２ｍ以上接していないために そうなっていますので、火事のときに消防車が入って いけないという心配があります。 また、災害で家がダメになってしまった場合、基本的には 建て直せないというデメリットがあります。 子供さんが遊んだりするのに車が危なくないから良い、 という意見もありますが、あまりにも奥まった建物は、 よく検討なさったほうが良いかもしれません。 例えば、前の家がきちんと接道しているのなら、 将来、もし前の土地を買うことができれば、 新しく家を建てる事が可能です。 その様な可能性のある土地なら、再建築不可 の家でも、良いのではないかと思います。 でも、２ｍ以上道路に接するまでに何軒もまたがなければいけないようなら、 新築の家の建つ土地になれる可能性は、限りなく低くなります。 また、ご自分が住むだけなら良いのですが、お子さんに資産として 残したい、転売をしたい、などとお考えの場合には、 再建築不可 物件は不向きです。 再建築不可の物件は、転売するときに思うように価値が付かなかったり （だから購入のときには、相場より安くてお得なんですね） ローンを組むときに担保価値が認められなかったりしますので、 要注意です。 これまでには、再建築不可 であっても、リフォームして見違えるようになり、 お得なお買い物をされたなぁとお客様の選択に感心した ケースもありましたし、リフォームをご依頼頂くには至りませんでしたが、 建物を拝見して、正直、買うのはお止めになった方が良いのでは…と思った物件もありました。 何を重要視されるかによって、再建築不可 物件が 自分にとってお買い得なものに化けるかは、変わってきます。 |
