こちらの写真は、スケルトンリフォーム工事の基礎のコンクリを打つ様子です。
建物の立地条件によっては、このような工事が必要にあることがございます。
こちらのお宅は、行動から30メートルほど通路を入った所に建物があります。
建物の寿命を延ばすための大規模なリフォーム工事です。
構造から見直す、耐震補強工事ですので、当然、基礎部部も耐震の強度を
追加していきます。
そのために、コンクリートの打設が必要となりました。
コンクリートミキサー車とポンプ車を一時駐車できる道路に設置し、そこから
ホースを延々伸ばして、建物のへコンクリートを流します。
コンクリート打設工事に限らず、こちらのお宅のような立地の建物は、
車が横付けできないため、人力で物の搬出を行わなくてはなりません。
当然費用もかさみ、工事の時間も長くなります。
ある程度の年数が経過した建物を購入し、そこへ長く住まおうとするならば
こちらのお宅のように、建物の寿命を延ばさなくてはなりません。
その時に、言い方は悪いかもしれませんが、
『工事がし易い立地』
『工事がしにくい立地』
の差が、色々なところに出てきます。
建物の購入の際に、地の利、建物の状態、大きさ、性能などと同じように
建物の立地も非常に重要だということをお考えください。
資金計画で、ご予算を立てられるときにもこのことを鑑みる必要があります。