写真は、築年数の長いお宅の場合、構造材や仕上げ材の経年劣化と同様に
電気や給排水の配管の老朽化も十分に考慮することが必要です。
人の身体にたとえると、構造体は骨、壁や外壁が筋肉や皮膚、電気配線や
給排水管は血管となりますでしょうか?
人体での血管の役目が非常に重要なように、建物のそれもとても大切な
役目を果たしています。
床下や壁の中に隠蔽されていることが当たり前なので、交換する工事は、
大掛かりなものとなってしまいます。
写真のお宅は、スケルトンリフォーム工事ですので、このような状態になり
床下の給排水の管を全て取り替えることが出来ました。
このような大掛かりな工事でなくとも、床の一部を開口し交換が出来る
場合もあります。
どちらにしても、内装をどんなにきれいにしても隠蔽された設備が
老朽化により、問題が起きては大変です。
経年した建物へ移り住む際には、このようなことにも気をつけていただき
交換工事の費用なども計画の見積金額の中に含めるようにしてください。
また、工事も床や壁などを剥がさずに、新たな配管を露出にするという方法もあります。
現状を十分に把握し、最適な公示方法を考える必用があります。
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