平成13年建築当初の様子です。
平成20年の様子です。
こちらのお宅は、塩谷住宅建築が11年前に新築させていただいたお宅です。
オーナー様が、手放され築7年の中古住宅として今のオーナー様が
お買いになられました。
前オーナー様のご紹介で、新しいオーナー様からも中古住宅リフォームの
ご依頼をいただきました。
この建物は、構造材は紀州材をつかい、天井は構造材を表しにしました。
床や腰壁にも国産材を使い、壁には和紙をはり、天然の素材に囲まれた
空間です。
上と下の写真の違いをご覧下さい。
新築から年数がたち、木材の色や艶にこっくりとした味わい出て来ています。
これも本物の素材だからこそではないでしょうか、朽ちていくのではなく
味わいを増していくのです。
ヨーロッパでは、家は住み継がれることが当たり前です。
日本は、気候や地震が多いこともありヨーロッパとは条件は違いますが、
建物を大切にしながら住み続けていくということが当たり前になって
いけばよいと思います。
本物を大切に長く使うことこそエコではないでしょうか。