瓦屋根の改修工事の様子です。
今回の大震災で、関東地方でも震度の大きかった千葉県や茨城県では、屋根の瓦がズレたり、落ちてしまった建物も多数あります。
そういった現場を見ると、瓦屋根のデメリットばかりがクローズアップされますが、優れた部分の多くあります。
日本の建物の瓦の歴史は古く、およそ1420年前に百済から仏教と共に伝来し、飛鳥寺で初めて使用されたとされたそうです。
まず、メリットとしては、焼き物である瓦は耐久性が非常に優れています。
瓦は茶碗などと同じで陶器に属し、年数経過による色あせ・退色がないことから、メンテナンスがほぼ必要ないといえます。
屋根の断熱性能もカラーベストや金属製の屋根に比べると、優れています。
瓦は屋根面を構成する板材に材木を敷き、それに引っ掛けて止める方法が主流ですが、強風地域などはビスなどで固定する方法もあります。
瓦本体はメンテナンスは不要ですが、施工状態は20年に一度程度で点検が必要です、その際の費用は他の屋根の塗り替えに比べる安価です。
逆にデメリットはやはりその重量にあるといえます、建物への負担は他の屋根に比べるとやはり大きいです。
また初期費用である施工予算も他の工法に比べると高くなります。
一概にどの屋根材が、一番優れているとは言えません。
ですが、今回のような大きな地震がおきると、建物の上部は極力軽くしておくことでも効果があります。
もし、屋根の吹き替えをお考えであれば、最近では、耐久性に優れ、尚且つ軽い素材も豊富に出てきましてので、建築業者にご相談ください。
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